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USAモンタナ州、ウエストイエロースト-ンからのフライフィッシングと日々の生活便り
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 6月にはいってもなかなか夏らしくなりませんでした。この町は標高が6666フィート(2600m)ほどあり、緯度も高いので7月以外は毎月雪がふってもおかしくはないところですが、普通は6月は晴天の日が多くなるので、7日の雪だけでなく、毎日曇り空は長い長い冬の終わりがみえず、本当にうつ病になりそうになります。
 でも子供たちが夏休みにはいったからでしょうか、とにかく人だらけ。人口800人の小さな町は、年間200万人もの観光客でごった返します。私の勤めるフライフィッシングショップ「ブルーリボンフライズ」は日本のフライフィッシャーで知らない人はいないくらい世界的に有名なお店ですから、忙しい日々が続いていてなかなかコンピュータの前にじっくりすわれません。
 さてそんな町が1昨年、夏の企画として、等身大のバッファローのお人形にアーティストが思い思いにペイントした像を町中に飾りました。

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 その年だけのイベントと思っていたら、-50度を越える極寒の冬の間もこのバッファローの像は町の人たちが屋根のあるところに運んで展示してくれました。それでもスノーストームが吹き荒れる中では、置物とは分かっていてもついつい「かわいそうなバッファロー、大丈夫かなあ」などと考えてしまったりしました。
 今は町中に飾られ、観光客の目を引いています。

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 私がびっくりしたのは、約2年以上この置物が町中においてあるのですが、落書きをされたり、壊されたりしたことがないのです。日本では以前広島の平和記念公園にあるサダコちゃんの像が壊されたり、海外の世界遺産に日本人の大学生が落書きをしたりというのを日常茶飯事聞いていたので、ここでもそうかもしれないと心配していましたが、一度もそんな話はきいていません。
 辛い冬を生き抜くバッファローをはじめとする動物たちを私たちは尊敬し、誇りに思っています。そして誰一人置物にいたずらしたりしないことも、私たちの誇りです。

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 隣町のエニスではトラウトの置物が飾られています。これはエニスだけでなく、マジソン郡全体にあって、ツインブリッジやバージニアシティーでも見られます。

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 このトラウトには熊がほり込んであって、とてもすてきでした。
          
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 「わが町の誇り」、日本人が忘れてしまったスピリットがまだこの小さなロッキー山脈の町には残っています。


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【2009/06/25 17:02】 | イエロースト-ンの夏
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